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あの時私は兵士と同じことをした
 
あるところに兵士がおりました


兵士はお城で開かれたパーティーに参加しました


そこには一際目立つ綺麗な女性がおりました


それは、王女でした

兵士は恋に落ちました





ですが、身分の違う恋

それでも兵士はあきらめず

王女に告白しました


「愛しております
どんなことがあってもあなたを幸せにします」



王女は兵士の決意に心動かされ、こう答えました

「私のバルコニーの下で100日、昼も夜も待ち続けてください。
あなたが、待ち続けることができたのなら、
私はあなたのものになりましょう」




兵士は早速、王女の部屋のバルコニーの下に向かい、待ち続けた

何日も待ち続けた

昼も夜も

雨が降ろうが

鳥に糞をされても、蜂に刺されても

待ち続けた

あまりのつらさに白髪になっても

待った

王女もそれを見守り続けた




しかし、

99日目の夜


兵士は動き出し、その場から立ち去ってしまいました


そして、兵士を見ることは二度とありませんでした





あなたは、
兵士はなぜあと少しで100日になるのに居なくなってしまったと思いますか



いろんな答えがあるかと思います



この物語は、ある映画のワンシーンです

その映画に答えがあります


兵士が本当にそう思ったかどうかはわかりませんが

映画の中での答えは、その気持ちは痛いほど良く分かる答えでした



「ニューシネマパラダイス」

という映画です

もし

答えが気になるんじゃゴルァ

と言う方は

見ればいいと思うよ
by niji-h_t_k_y | 2009-11-08 15:02
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